著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

たぶん、金子恵美さんだけがわかってないんだと思うよ。

公開日: 更新日:

『(前略)トップを務めようという人にはビジョンを語ってもらいたいと言うか東京の未来を語ってほしかったのに、過去というか、裏金の話や後ろ向きの話を語られたというのは正直、残念だったなと』(金子恵美・タレント・元衆議院議員)

 これは5月28日放送のTOKYO MX『バラいろダンディ』にコメンテーターとして生出演した、金子氏の言葉。

 なにについて語っているかというと、蓮舫さんが東京都知事に出馬すると表明したことについて。

 すげえな。裏金についての話は、後ろ向きの話だってか。

 たぶん、金子さんだけがわかってないんだと思うよ。裏金問題とは、巨額な政治家の脱税システムの問題。

 あたしたちは、この国を良くしようと、同じ時代の困っている仲間を支えようと、生活が多少苦しくとも、血税を収めている。なのに、予算の采配をしている政治家が簡単に脱税するって、酷いことでしょ。

 都知事だろうが、国会議員だろうが、地方議員だろうが、国や自分の生きている地域の少しでも良い未来を考えれば、この話を捨てておけるわけがない。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢