東京で連戦連敗、7.7は都知事選に加え都議補選…岸田自民「8戦全敗」に戦々恐々

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 また裏金自民に鉄槌だ。2日投開票の東京・港区長選で無所属新人の元区議が、自公推薦の現職を僅差で破った。元区議の陣営関係者はこう言う。

「区長選で裏金事件はテーマにならなかったが、現職の陣営は自民区議が応援に入ったことが裏目となり、明らかに支持に広がりを欠いていた。有権者の怒りは相当なものということだ」

 都内で岸田自民は連戦連敗だ。4月は目黒区長選で推薦候補が敗北。同区長選への出馬で都議2人が辞職したことに伴い、5月に実施された都議補欠選挙でも公認候補が負けた。4月下旬の衆院東京15区補選では候補擁立を断念。不戦敗だった。

 そんな中、「天王山」と位置づけられる都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)も、岸田自民にとって微妙な展開になっている。首都決戦での「敗北」を避けるため、小池都知事との連携を模索しているが、思惑通りに事が進まない状況だ。

 小池都知事サイドから「裏金事件のイメージを引きずる自民との連携はマイナスでしかない。知事は突っぱねるべきだ」(都民ファーストの会関係者)という声が上がっているからだ。

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