著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

マスク氏率いる政府効率化省への抵抗…暴力なきクーデターの恐怖、「言葉狩り」まで始まった

公開日: 更新日:

「ファシズムからアメリカを救うために来た」

 なぜこのデモに参加したのかという質問に、開口一番そう答えたのはローレルさん。ニューヨークに住む40代の女性だ。

 プレジデントデー(初代ワシントン大統領の誕生日)の休日だった今月17日(月)、全米50州で「Not My President(私の大統領ではない)」と銘打った抗議行動が同時開催された。主催は50501(フィフティ・フィフティ・ワン)という団体だ。その名前には、1つの目的のために50の州で50の抗議を同時に行うという意味が込められている。

 ニューヨークには1万人が集まった。8年前の女性のマーチの動員40万人には遠く及ばないが、緊張感と危機感は比べものにならないほど強い。参加者の一人は「胃に穴が開きそうな気分だ」と訴えた。

 その最大の理由は、イーロン・マスクの政府効率化省が猛スピードで進めている政府解体だ。20万人の解雇を目指し連日数千人が職を追われている。その中には航空管制官や核兵器、伝染病の専門家など重要な職も少なくない。また福祉や教育機関に対する助成金も凍結されている。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 2

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  3. 3

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 4

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  5. 5

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  1. 6

    オコエ瑠偉 行方不明報道→退団の真相「巨人内に応援する人間はいない」の辛辣

  2. 7

    ロッテ前監督・吉井理人氏が2023年WBCを語る「大谷とダルのリリーフ登板は準決勝後に決まった」

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    ドラマー神保彰さん ミュージシャンになるきっかけは渋谷109オープンだった

  5. 10

    ロッテ吉井理人監督の意外な「激情時代」 コーチの延々続く説教中に箸をバーン!殴りかからん勢いで…