6月に入り露出アップ…岸田前首相が隠しきれない「再登板」意欲に自民内の本音は“ふざけんな!”

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 派閥の領袖として率いた宏池会はすでに解散したが、今でも所属した議員の結束は固い。

「頻繁に会って情報のやりとりをしています。参院選公約の『2万円給付』も、岸田さんや木原(誠二選対委員長)さんら宏池会メンバーが中心となり、嫌がる石破総理を説き伏せた。“目玉公約”を欲しがっていた参院の改選組に恩を売った格好です」(自民党関係者)

 ただ、岸田氏の隠し切れない意欲に「都議選大敗でもハッキリしたが、今や『自民』の看板だけで強烈に批判される。裏金問題をうまく処理できないまま、政権を放り出し、この惨状をつくったのは岸田さんだ。『ふざけんな』と思っている人は多い」(別の自民党関係者)と不満も漏れる。

 国民だって「増税メガネ再び」はご免だ。

  ◇  ◇  ◇

 7月の参院選をめぐる自民党の体たらくぶりは、関連記事【もっと読む】【さらに読む】で詳しく報じている。

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