トランプ熱烈支持MAGA派の恋活の場「MAHA」って何だ? 日本も他人事ではない危険な思想

公開日: 更新日:

「Make America Hot Again」(米国を再びホットに)──。こんな言葉をご存じだろうか。トランプ米大統領の熱烈な支持層「MAGA」(米国を再び偉大に)はお馴染みだが、「MAHA」とは聞きなれない。一体、何なのか。

 先週21日、米ニューヨーク市マンハッタンで開催されたパーティー。そのタイトルこそが「米国を再びホットに」だった。全米屈指のリベラル都市として知られるニューヨークで肩身の狭い思いをしている保守派の男女が集い、出会いを探す目的で開かれた。

 このパーティーを報じたFOXニュースの司会者ローラ・イングラムは自身のSNSに、〈若い保守派がリベラルな都市で愛を見つけるのは簡単ではない〉〈ドレスコードは、MAGAの仲間、優秀な遺伝子、親アメリカの意識だった〉と投稿。参加した女性はFOXの取材に、「親アメリカで男性的な人を探しに来た」と答えていた。

 冗談のようだが、パーティーのテーマは「保守派は優秀な遺伝子を持っている」だ。米ニューズウィーク(22日付)によると、参加費は1人44ドル(約6500円)。20代半ばから40代前半までの男性を中心に70人以上が参加したといい、赤色ではなく黒色のいわゆる「ダークMAGA」帽をかぶった人や、米国旗の配色である赤・白・青の地にトランプの顔が印刷されたアロハシャツを着た人もいたという。要するに、ゴリゴリのMAGA派による恋活の場だ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 2

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  3. 3

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  4. 4

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  5. 5

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  1. 6

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  2. 7

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール

  3. 8

    織田裕二「踊る大捜査線」復活までのドタバタ劇…ようやく製作発表も、公開が2年後になったワケ

  4. 9

    「嵐」が2019年以来の大トリか…放送開始100年「NHK紅白歌合戦」めぐる“ライバルグループ”の名前

  5. 10

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞