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田中秀征元経済企画庁長官

1940年、長野県生まれ。東大文学部西洋史学科、北大法学部卒業。83年、衆院議員初当選。93年6月、新党さきがけ結成、代表代行。細川政権で首相特別補佐、第1次橋本内閣で国務大臣・経済企画庁長官。福山大学教授を経て現在客員教授。「自民党本流と保守本流」「平成史への証言」「新装復刻 自民党解体論」「小選挙区制の弊害」など著書多数。

哲人政治家 井出一太郎の風格(4)市井に隠れた晩年

公開日: 更新日:
井出一太郎と筆者(右、=提供写真)

 自民党結党30周年を迎えた1985年の党大会後、井出元官房長官は私を呼んで今期限りでの引退の意向を話した。白内障が悪化し、ライターでたばこの火もつけられなくなっていたので、私は何となくそう感じていた。

 年が明けた86年2月10日、選挙区に帰っていた私に井出本人から突然の… 

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