60年安保のライバル 西部邁と斎藤驍(1)イカサマ選挙が生んだ「ニセの委員長」

ちょうど40年前の夏の日のこと。衆議院議員会館の私の部屋に学生時代の友人、斎藤驍弁護士から電話があった。
出るといきなり、「オマエ『諸君!』を読んだか」と聞くから「読んでない」と答えると、一気にまくしたてた。「諸君!」は、かつて文芸春秋社が発行していた月刊のオピニオン誌…
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