人助けで警察から感謝状をもらった32歳建設会社女社長の「ウラの顔」は特殊詐欺のリクルーター
「この男性も1年前の採用面接で不採用になったが、突然、松本から電話がかかってきた。今年3月11日、JR広島駅で新幹線に乗せられ、同行した松本に関西空港まで連れて行かれた。男性は組織の指示通り、国際線に搭乗して台湾経由でタイに渡ったが、怖くなって現地の日本大使館に逃げ込んだ」(捜査事情通)
調べに対し、前原は「被害者のことは知っているが、犯罪の実行役に勧誘していない」と話し、松本容疑者は「事実については知らない」といずれも容疑を否認している。
前原は2023年8月、外構や土木工事を中心とした会社を設立。それ以外にも複数の飲食店を運営している。
「これまでも面接に来た人材を繰り返し詐欺要員として東南アジアに送り込んでいた。2人とも正規の仕事をしながら、なぜ犯罪に手を染める必要があったのか。特殊詐欺グループとの接点を含め、動機を調べます」(前出の捜査事情通)
前原容疑者は2年前、「人助け」をして広島県警から感謝状を贈られている。
「24年11月21日午後8時ごろ、会社近くの路上で道に迷った高齢女性に声を掛けられた。女性は足の痛みを訴え、疲れ切った様子だったそうです。家族とも連絡が取れず、前原は女性を車に乗せて自宅まで送り届けた。女性は朝、外出したまま行方が分からなくなり、家族からの捜索願を受理した警察が捜していたところでした」(地元関係者)


















