(2)アフリカでエボラ出血熱が猛威…それでもワクチン開発は世界連携強化よりも「国内完結」

公開日: 更新日:

 政府の2027年度予算編成に向けた厚労省の概算要求は、高市首相が肝いりで新設した青天井の「『強く豊かな日本』投資枠」で1兆円以上を積み上げ、過去最大の36兆円に達した。パンデミック対策では、「感染症危機対応医薬品等の確保支援等」として、今年度当初予算193億円から、20倍増となる4157億円もの額を要求した。しかし予算の投入先は、ワクチン研究、製造、調達まで網羅しつつ、「原薬の国産化」「国内製造支援」「国による備蓄」と、国内向けばかり目立つ。

 日本の“コロナ敗戦”は記憶に新しい。国産ワクチン開発に失敗し、調達が遅れた上に、海外のワクチン購入で2兆4000億円ものカネが流出した。

 国産ワクチン失敗の原因はさまざま言われるが、元朝日新聞編集局長の故・外岡秀俊氏は著書「価値変容する世界」にこう書いた。

〈バイオテクノロジーの分野で明確な目標を持たなかった日本の「失われた20年」がある〉

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 2

    巨人はCSファーストSで敗退濃厚…今季DeNAと13勝12敗“ほぼ互角”に潜む落とし穴

  3. 3

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 4

    簗農相「予算カット」恫喝発言が飛び火! 信じられない国交省調査で井林大臣は“火ダルマ”必至

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    久保建英は所属クラブでの評価いまひとつ…人気俳優・福原遥との電撃婚でひと皮むけるのか

  2. 7

    『トゥ・オブ・アス』冷め切った関係で美しくハモる二度と共に歌えない2人の業

  3. 8

    壇蜜フルヌード「手取り33万円」の衝撃…芸能界“安すぎ”ギャラの相場と現在値

  4. 9

    (1)内閣改造をめぐる暗闘、そして保身…玉虫色の決着

  5. 10

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

おすすめ求人情報

営業経験者優遇!土日祝完休で高収入!コープ営業スタッフ
コープふくしま 福島県 郡山市 契約社員
月給30万円
大手物流会社での一般事務/基本土日祝休/日勤/2020年代稼働の新社屋
新菱電機株式会社 大阪府 茨木市 派遣社員
時給1,400円~
保育スタッフ/土日祝休×時短OK×ブランク歓迎 家庭と両立しながら子どもを見守る
社会福祉法人白帆会 名駅南保育園 愛知県 名古屋市 アルバイト・パート
時給1,300円~1,650円
Sponsored by 求人ボックス