女子プロボクシングの旗手・風神ライカは格闘家で再出発

公開日: 更新日:

 08年にJBCが女子ボクシングを公認したのを機に、「竹原&畑山ジム」に移籍。保持していた世界タイトルを返上し、10年9月にOPBF東洋太平洋女子ライト級王座に就いたものの、世界には手が届かなかった。
「結婚とかは自然にその気になったときに考えます」と笑うライカさん、横浜市内の家賃6万円の1DKマンションに一人暮らし。歯科衛生士の資格を持ち、東京・新宿区内の歯科医院でアルバイトをしている。

「練習とバイトの合間を縫って、児童養護施設の子供たちにボクシングを教えてます。どんな境遇にあっても、自分の人生は自分で切り開くことができる。ワタシがガンバることで、そのことを子供たちが少しでも感じてもらえたらうれしいですね」

 この夏、まずキックボクサーとしてデビューする予定だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか