9勝目にも「コスパ悪すぎ」の声 巨人杉内はここからが正念場

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 巨人移籍後の杉内の1勝あたりの単価を計算すると、4687万5000円。気持ちも分からないではない。

 この日の阪神先発のメッセンジャーとは、今季6度目の投げ合いにしてようやく初勝利。相手エースとの投手戦を制してこその「背番号18」と考えれば、ここでも物足りなさが先に立つ。味方打線の大量援護に恵まれて手にしたこの日の9勝目だって、実に7試合ぶりの白星。今年も夏場に失速し、7月以降は9試合に先発して2勝2敗で、8月の防御率は5.63と散々だった。

 昨年の楽天との日本シリーズ前、チーム内から「今の杉内じゃ厳しい。今村を先発させた方がいい」と、当時の年俸が650万円だった高卒2年目左腕の名前が挙がっていた。今季、このまま巨人がペナントレースを制するかはともかく、クライマックスシリーズに進出するのは間違いない。

 杉内が今年もまた、ポストシーズンで結果を残せなければ、4年固定の年俸は見直してしかるべき。5億円にはそのくらいの重さがある。

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