巨人M4立役者・長野 軽妙「ささやき作戦」でもチームに貢献

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 バットだけではない。「口」でも相手を惑わせていた。出塁すると塁上で敵の選手に話しかけるという。セの某選手が証言する。

「『あの時の打撃、良かったよね~』とか『マジで守備範囲広いよね~』とか、基本的には褒め殺し。『すいません。もう守備に就いていいですか?』って言っても、まだ話していることもあって……。ボディータッチを交えながらなんで、調子が狂うんです」

 助っ人にも英語で話しかける。試合開始前には、それぞれの塁審に挨拶してから外野の守備に就く。

「あんなの長野しか見たことない」とこれにも他球団は仰天。もし巨人に有利な判定があったら、日々の挨拶を欠かさない長野のおかげだろう。

 巨人のマジックは4。「ささやき」と「おさわり」で敵は戦意を喪失。「バット」はもちろん、軽妙な「トーク」でも、チームに貢献していた。

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