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巨人M4立役者・長野 軽妙「ささやき作戦」でもチームに貢献

「ヒザ、まだ痛いっス」

 巨人の長野久義(29)は先週、広島でこう漏らしていた。先月21日のヤクルト戦で守備の際に右ヒザを負傷。球団関係者は「並の選手なら1カ月以上はかかる大ケガ」と言うが、登録抹消はせず、ベンチに入り続けた。まだ完治はしていないものの、「痛い」という本人の言葉とは裏腹に、驚異的な回復力で相手チームを驚かせていた。広島の選手がこう言うのだ。

「事前の話では、長野さんはまだ全力で走れないということだった。それが、ゲッツーになりそうな時に全力疾走していたから、みんな驚いた。しかも打ちまくっているでしょう。あの人は人間じゃありませんよ」

 手負いなのに打率をグングン上げている。昨23日の中日戦の五回、勝ち越しの2点適時打を左前へ放ち、これが決勝打となった。交流戦の頃は一時、2割5分台にまで落ち込んだ打率は・298。原監督が重視する得点圏打率もチームトップの・356。リーグワーストこそ脱したものの、チーム打率・256にあえぐ打線の中で、最も頼りになる男なのだ。

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