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高橋善正野球評論家

1944年高知生まれ。高知商から中大へ進み、東都リーグで通算63試合、35勝15敗、188奪三振、防御率1.61という脅威的な成績を残す。66年ドラフトで東映入り。67年15勝で新人王。71年西鉄戦で完全試合達成。73年巨人移籍。77年現役引退。巨人、中日、日ハム、横浜大洋、社会人シダックスのコーチを歴任。2007年に中大投手コーチ、08年から4年間監督を務める。

<第14回>「引退セレモニー」は一握りの名選手にのみ許された

公開日: 更新日:
高橋善正氏(C)日刊ゲンダイ

 近年のプロ野球を見るにつれ、つくづく感じるのが「引退」という言葉の軽さだ。

 この1週間、さまざまな選手が引退を表明した。200勝投手で50歳まで現役を続けた山本昌、2000安打を達成した和田、小笠原、谷繁(いずれも中日)などは誰しも認める名選手だろう。

 しかし、… 

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