1stステージ突破も“蚊帳の外” G村田を原監督が見限った日

公開日: 更新日:

 結果としてこの試合でヤクルトに敗れ、2ゲーム差に離されたことがV逸へとつながった。そして、その日に「7番・三塁」でプロ初スタメンを果たしたドラフト1位ルーキー岡本にもチャンスを与えてしまったのである。

「あれで、原監督の村田に対する評価に決定打が出たような気がする。このCS練習期間中、原監督は宮崎のフェニックスリーグに派遣されている岡本を『どうだった?』とさかんに気にかけていた。一方で報道陣に『村田は?』と聞かれ、『今さら何言ってんの。(出たり出なかったりは)この何日間の話じゃないでしょ』と一蹴していましたからね」(前出の関係者)

 岡本は最短で15日のCSファイナルステージ第2戦から登録可能。3年契約の村田は来季まで契約が残るものの、力の衰えとともに意欲まで低下しているのであれば、確かに19歳の岡本の方がはるかに魅力的だ。今季で契約の切れる原監督の去就は微妙だが、続投するにしても、川相ヘッドや高橋由、江川卓が新監督として迎えられたとしても、今の村田では構想外になりそうな気配だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性