著者のコラム一覧
高橋善正野球評論家

1944年高知生まれ。高知商から中大へ進み、東都リーグで通算63試合、35勝15敗、188奪三振、防御率1.61という脅威的な成績を残す。66年ドラフトで東映入り。67年15勝で新人王。71年西鉄戦で完全試合達成。73年巨人移籍。77年現役引退。巨人、中日、日ハム、横浜大洋、社会人シダックスのコーチを歴任。2007年に中大投手コーチ、08年から4年間監督を務める。

<第18回>73年、77年の「日本シリーズ」の思い出

公開日: 更新日:

 私が日本シリーズのマウンドに上がったのは、巨人時代の77年。相手は当時、2年連続日本一の阪急(現オリックス)だった。巨人移籍1年目の73年もベンチ入りしたが、この時は出番がなかった。

 登板は西宮球場で行われた初戦だった。先発の小林繁が2回3失点で降板。2番手の浅野啓司も… 

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