今季終了後FA レッドソックス田沢を待つモテモテのオフ

公開日: 更新日:

 今オフは日本人セットアッパーの動向に注目が集まりそうだ。

 今年で渡米8年目のレッドソックス・田沢純一(30)。すでにメジャー在籍期間は6年に達し、今季終了後にはFAとなる。現時点で球団から契約延長のオファーを受けていないことから、ワールドシリーズ終了後にはMLBから公表されるFA選手のリストに名を連ねそうだ。

 今季の田沢は中継ぎとして48試合に登板し、3勝2敗、防御率4.63。自己ワーストタイの9本塁打を許し、7月には右肩の違和感で故障者リスト(DL)入りするなど、かげりが見え始めたとはいえ、昨季まで4年連続60試合以上に登板。今季も50試合に達するのは確実で、そのタフネスぶりは各球団のGMが高く評価しているという。

「レッドソックスには他球団から毎年のように田沢トレードの打診が殺到している。7月にDL入りしたのは、ポストシーズン進出争いが熾烈になる終盤を見据えて休養させただけ。右肩の状態に不安はない。150キロ台半ばの直球に加え、制球も安定していることから(1試合当たりの四球は2.05)守護神へとつなぐセットアッパーとして需要は高いのです。クローザーが故障した際には代役が務まるのも強みです」(ナ・リーグのスカウト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩