岩隈との投げ合い制したダルを待つ中5日“重責”先発の9月

公開日: 更新日:

 レンジャーズ・ダルビッシュ有(30)が29日(日本時間30日)のマリナーズ戦に登板。6回3分の2を6安打3失点で5勝目(3敗)を挙げた。

 岩隈とメジャー3度目の投げ合いは、毎回のように走者を背負うが、変化球を低めに決めてつけ入る隙を与えない。四回2死一塁から6番リンドに右中間への二塁打を許して1点を失う。七回2死一塁から安打を許したところで降板。救援投手が打ち込まれてダルに失点が記録されたが、球数は今季最多の110。3回を6安打5失点で降板した岩隈との投げ合いを制した。

 これで2戦連続で球数は100球を超え、スタミナに不安がないことを証明したが、9月からはエースとして言い訳できないマウンドが続く。

 7月に右広背筋を痛めて故障者リスト(DL)入りした元広島の右腕ルイス(37)が3日のアストロズ戦で復帰する見込みだ。これでレンジャーズの先発投手はエース左腕ハメルズを筆頭に6人となる。本来なら1人が中継ぎに回るか、マイナー降格を告げられるが、レンジャーズは今後、先発を6人で回す。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは