メジャーで有望株の評 SB武田翔太は4年後「3年34億円」

公開日: 更新日:

 今後の成長が期待されている。

 メジャースカウトの間では、武田翔太(23・ソフトバンク)は有望な若手選手を指す「プロスペクト」の位置付け。現時点では即メジャーで通用する力量はないが、将来性を高く評価されているのだ。

「投手として成熟しておらず、体格、投球とも伸びしろはまだ35%は残っているとみています。今後、筋力が増し、武器とするカーブの他にフォークボールの精度を上げ、ツーシームなどの球種が加われば、投球の幅も広がって、投手としてスケールアップが見込める。当然、獲得の候補リストに入っています」

 こう言う環太平洋スカウトによれば、武田が投手として脂が乗るのは4~5年後だという。

「将来的にはマリナーズの岩隈のように制球力と球のキレで勝負するタイプの投手になると思う。岩隈は四球で崩れることなく、毎回、試合をつくる安定感があり、マリナーズではエース右腕ヘルナンデスに次ぐ先発2番手を務めている。チームにもよるが、武田も移籍2年目以降は先発3番手までに入るでしょう」(ナ・リーグのスカウト)

 岩隈は肩の故障歴を懸念され、1年目の12年は1年360万ドル(約4億1400万円)と買い叩かれた。

 前出のナ・リーグのスカウトによれば、武田は「少なく見積もっても3年3000万ドル(約34億円)程度の条件になる」そうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 2

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ

  3. 3

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  4. 4

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  5. 5

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  1. 6

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 7

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  3. 8

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  4. 9

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  5. 10

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も