適応力に不安 ロッテ石川歩はメジャーなら「先発5番手」

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 本人が移籍を表明すれば、数球団が手を挙げるに違いない。社会人(東京ガス)時代から石川歩(28・ロッテ)をマークしているナ・リーグのスカウトは「投手としての素材は一級品」とこう続ける。

「武器であるシンカーはメジャーの打者にも通用するはずです。14年のルーキーイヤーから3年連続で160回以上投げているだけに、メジャーでシーズンを通じてローテーションを守るだけのスタミナにも不安はないとみています。スプリットやフォークボールを身に付ければ、メジャーでもローテ入りは可能だと思う」

 もっとも、WBC球を使用する今大会は、球が上ずって制球に苦しむシーンも。プロ野球の統一球より大きく滑りやすいメジャー公認球や硬いマウンドなど、環境の違いに苦労するという指摘もある。

「186センチと上背がある割には、今大会は角度のある球が投げられていない。これは球が滑って高めに抜けるためです。今年の4月で29歳になる石川には球速アップなどの上積みは見込めない。仮に今オフ移籍しても、現状では先発ローテの5番手程度の評価。チームによってはドジャースの前田のように、基本給を抑えて出来高を厚くする契約を提示するのではないか」とは前出のスカウト。

 年俸を3億円に抑えられた前田のようなケースもあり得ると言うのだ。

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