アイリッシュOPで10位 谷原秀人の血と骨になった海外転戦
【アイルランドオープン】
首位に2打差の通算15アンダー、4位発進の谷原秀人(38)はスコアを伸ばせず10位に終わった。
今季は10月のWGC・HSBCチャンピオンズ(中国)から始まり1月はハワイ(ソニーオープン)に飛び、続いてシンガポールとミャンマーOPに参戦。2月には欧州ツアーのISPSハンダ・ワールドスーパー6(豪州)で15位に入り、同ツアーのメンバーとなった。
メキシコ選手権の次に出場したWGCデル・マッチプレー(米・テキサス州)では、4位で世界ランク48位となりマスターズの出場権を獲得。マスターズ後は米ツアーに2試合に出て、5月には欧州ツアーのビッグゲームであるBMW・PGA選手権(英国)で3位と健闘。
全米、フランス両OPは予選落ちしたが、今大会では再び上位争いを演じたのは、海外転戦が身になっているからだ。若い日本の選手は38歳の谷原を見習うべきだ。