最下位独走の泥沼ヤクルト…早くも「ポスト高津」に挙がる3人の名前とそのキーマン
ヤクルトが泥沼にはまり込んでいる。前カードの巨人戦で3タテを食らって5連敗。41試合を消化して13勝26敗2分けの勝率.333は12球団ワーストで、最下位脱出どころか、シーズン100敗も現実味を増す。
主砲の村上を筆頭に投打の主力に故障者が続出しているとはいえ、2021年からのリーグ連覇がウソのような弱体ぶりだ。課題の投手陣再建が一向に進んでおらず、その点でも投手出身の高津臣吾監督(56)に対する失望は大きい。
1年契約の指揮官は今季で任期切れ。当然のことながら、チーム周辺では「ポスト高津」の話題でかまびすしくなっている。
「ヤクルト監督はここ最近、小川淳司、真中満、高津と3代連続で二軍監督経験者が務めている。これは、人事の権限を握った衣笠球団会長の方針で、真中監督が1度、高津監督が2度優勝して一定の成果を出した。その流れを踏襲すれば、次期監督の最有力は就任6年目の池山隆寛二軍監督ということになるのですが…」(球団OB)
しかし、衣笠会長が今年2月に亡くなり、「ポスト高津」はにわかに混迷。現時点ではこんな名前も挙がっている。