ハヌルも欠場 全英オープン資格放棄する外国人選手の打算

公開日: 更新日:

 144選手が出場する全英リコー女子オープン(8月3日開幕・キングスバーンズGL)は、日本女子ツアーに出場キップ7枚が振り当てられている。

 先週の大会が終わって有資格者を除く賞金ランク上位5人。それに昨季の賞金女王とLPGAツアー選手権リコーカップ優勝者の合わせて7人分だ。

 賞金女王はイ・ボミ、リコーカップ優勝はキム・ハヌル。賞金ランクは1位キム・ハヌルと3位テレサ・ルー(昨年大会15位以内)が有資格者のため、2位鈴木愛、4位イ・ミニョン、5位全美貞、6位アン・ソンジュ、7位上田桃子が資格を得た。

 しかし、全英女子オープン日本広報事務局によると「キム・ハヌル、イ・ボミ、申ジエ、テレサ・ルーはマネジメント会社からエントリーしないと聞いている。全美貞とアン・ソンジュについては確認中です」と言う。

 全もアンも欠場の意向という。

■賞金女王には代わりがいない

 せっかく手に入れたメジャー出場権を放棄するのだ。それも日本ツアーでプレーする韓国人、台湾人と外国人選手ばかり。その昔、「全英オープンは嫌い」といって出場資格がありながら欠場して批判を浴びた尾崎将司とまったく同じだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因