岡山県吉備CCの被災者支援 クラブハウス内の大浴場を開放

公開日: 更新日:

「お風呂無料開放のご案内」と題し、シャンプー、リンス、ボディーソープ、タオル、歯ブラシも完備されていることをSNSなどで告知。10日正午から夕方5時まで開放し、約60人が入浴した。

 被害状況はその後も拡大していき、浸水により変わり果てた我が家に意気消沈した住民たちも多かった。

 そこに晴天となったことで、猛暑がぶり返した。

 現地からのリポートでは、飲料水や生活用水の不足が最も深刻な状況だったが、復旧作業でも汗だくとなる。当然のことながら被害を受けた地域では入浴したいとの声も強かった。そのため11日も午後5時から7時まで大浴場を開放し、100人を超える地元住民が利用した。

 12、13日も被災者に開放する予定を組んでいた。被災者たちを癒やす大英断だったが、11日に新たなる試練に見舞われた。

 コース内で土砂崩れが起き、給水設備が破壊されてしまったのだ。

「自前の井戸があったのですが、そこに土砂が流れ込んでしまい、ポンプも使えなくなってしまいました」(コース関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも