実戦形式登板で手応え ダルは19日にもマイナー戦で復帰へ

公開日: 更新日:

 右上腕などを痛めて故障者リスト(DL)入りしているカブス・ダルビッシュ(31)が順調な回復ぶりを見せた。

 14日(日本時間15日)、本拠地リグレーフィールドで、マドン監督、ヒッキー投手コーチら首脳陣が見守る中、実戦形式の打撃練習に登板し、打者2人に対し、3回を計55球。右中間への特大の本塁打を許すなど、2安打されたが、予定していたイニングと球数をクリアした。

 この日のブルワーズ戦を前に会見したマドン監督は「全てが良かった。ストレートは我々が期待した通りだった。(リハビリの進捗状況は)決して後退していない」と満足そうに話した。

 5月26日にDL入りしたダルは、6月25日のマイナー戦で実戦復帰した際、右肘の炎症などが判明した。一時は、今季中のメジャー復帰は危ぶまれたが、エプスタイン編成本部長は指揮官同様、球威が戻ったことを評価。「例えば、きょうでもメジャー相手に登板しても、それなりの投球ができるだろう」と話し、マイナーでの実戦復帰を示唆した。

 シカゴの地元メディアなどによれば、19日(日本時間20日)か20日(同21日)の傘下1Aサウスベンドの試合で調整登板し、早ければ今月中にもメジャー復帰する見込み。

 チームは現在、2位ブルワーズと熾烈な地区優勝争いを展開中。ダルはチームの地区3連覇に貢献できるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言

  2. 2

    福山雅治「ラストマン」好調維持も懸案は“髪形”か…《さすがに老けた?》のからくり

  3. 3

    夏の甲子園V候補はなぜ早々と散ったのか...1年通じた過密日程 識者は「春季大会廃止」に言及

  4. 4

    参政党・神谷宗幣代表 にじむ旧統一教会への共鳴…「文化的マルクス主義」に強いこだわり

  5. 5

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  1. 6

    福山雅治、石橋貴明…フジ飲み会問題で匿名有力者が暴かれる中、注目される「スイートルームの会」“タレントU氏”は誰だ?

  2. 7

    広陵問題をSNSの弊害にすり替えやっぱり大炎上…高野連&朝日新聞の「おま言う」案件

  3. 8

    桑田真澄が「KKドラフト」3日後に早大受験で上京→土壇場で“翻意”の裏側

  4. 9

    参政党・神谷宗幣代表の「質問主意書」がヤバすぎる! トンデモ陰謀論どっぷり7項目に政府も困惑?

  5. 10

    「時代に挑んだ男」加納典明(38)同年代のライバル「篠山紀信と荒木経惟、どっちも俺は認めている」