田中は好投も報われず…今後の不安はヤ軍正捕手のザル守備

公開日: 更新日:

 守備に不安を抱えていながら、オフの間は満足に守備練習に取り組めなかった。昨季終了後、左肩を手術したため、オフの大半をリハビリに費やし、辛うじて2月のキャンプに間に合わせたという。

 今季の田中は、武器であるスライダー、スプリットを低めに集める丁寧な投球で相手打線を封じ込めている。低めで勝負できるのは、捕手への絶対的な信頼感があってこそだが、サンチェスのキャッチングでは心もとない。得点圏に走者を背負った状況では、縦に落ちる変化球は投げにくいため、ピンチでは単調な投球になりかねない。

 強打の正捕手とのコンビでは配球に工夫が求められそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」