あるぞ日本選手最高 セMVP巨人坂本「年俸7億円」に現実味

公開日: 更新日:

メジャーへの憧れを語ったことも

 坂本もかつてはメジャーへの淡い夢を語ったことがあるが、5年前のオフに日刊ゲンダイのインタビューで「マエケン(前田)やマサヒロ(田中)は日本で絶対的な成績を残した。メジャーリーグはすごいなあ、いいなあと、そういう憧れはある。でも絶対的な存在にならないとメジャーは考えられない」とトーンダウン。

 その後、2015年に打率・269と不振にあえぎながら、球団から3000万円増の年俸2億5000万円を提示され、複数年契約にサインした。

「翌16年に海外FA権を取る予定だったので、複数年契約を結んでもらう必要がありました。球団としては23歳で年俸1億円突破など、変わらず勇人を厚遇してきたという自負がある。実力はもちろん、人気も球団ナンバーワン。猫も杓子もメジャーという時代に、坂本が残ってくれたのは大きかった。このまま巨人で現役生活を全うすれば、将来の幹部候補生なのは間違いありません」(同前)

 MVP坂本の大幅昇給は、球団の人材流出阻止という対策でもあるようだ。

【写真特集】MVPに坂本勇人と森友哉 「NPB AWARDS 2019 」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産み落とされた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産み落とされた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗