「元ミヤネ屋」巨人春川国際部長 たった7カ月で“お払い箱”

公開日: 更新日:

 巨人は今季15勝の山口に対し、史上初めてポスティングシステムを利用した大リーグ移籍を容認した。さらにFA戦線では、獲得に乗り出した美馬、鈴木に相次いで振られる始末。ストーブリーグ惨敗の緊急事態を助っ人でカバーしようと、当初3人の予定だった新外国人選手の補強を4人に増員する見通しだ。

 そんな最も重要なこの時期に、助っ人獲得などの渉外部門を担当する国際部の総責任者である春川正明国際部長(58)が、今月いっぱいで退任することが19日、分かった。

 春川氏は読売テレビ報道局解説委員長として日本テレビ系の「情報ライブ ミヤネ屋」にコメンテーターとして出演。これまでロサンゼルス支局長などを歴任し、大リーグ通として知られていた。読売テレビを退職し、巨人に入団するという異例の形で、今年5月1日付で現職に就任したばかりである。大塚球団副代表は「(米国での)パイプづくりや人脈強化」と期待したが、就任以来、誤算が続いた。

■タレント気分抜けず、現場からブーイング

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」