15歳の女王候補ワリエワ 自身の「世界最高得点」更新してフィギュアGPカナダ杯で初優勝

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「天才少女」の実力は本物だ。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦カナダ杯(バンクーバー)の女子フリーが日本時間31日に行われ、カミラ・ワリエワ(15=ロシア)が180.89点をマーク。ショートプログラム(SP)との合計265.08点とし、フリー、合計ともに10月10日のフィンランディア杯(フィンランド)で自身がマークした世界最高得点(フリー174.31点、合計249.24点)を更新した。GPシリーズデビュー戦で前人未到の260点台を叩き出して、いきなり頂点に立った。

 2020年世界ジュニア女王は、3つの4回転ジャンプを成功。冒頭の4回転サルコー、4回転+3回転の連続トーループ、後半の4回転トーループを含む3連続ジャンプも決め、ほぼ完璧な演技を披露した。

 GPファイナル(12月9日開幕=大阪)進出に王手をかけたワリエワは「これ以上、難しくすることはない」と現状のパフォーマンスに自信を見せた。

 来年2月開幕の北京五輪も含めて15歳の女王がフィギュア界を席巻しそうだ。

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