八村塁 バスケ協会批判の根底にあるホーバスHCへの“ディスリスペクト”

公開日: 更新日:

 米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(26=写真)による日本協会や代表、ヘッドコーチ(HC)への痛烈批判はバスケファンならずとも注目を集めた。

 八村は代表活動に対して強化や普及よりも「お金の目的があるような気がする」と、ビジネスを優先する協会の姿勢を批判。パリ五輪で1次リーグ敗退に終わりながら、トム・ホーバスHCが続投したことに「男子のことを分かっている、プロとしてもコーチをやったことがある人になってほしかった」と疑問を呈した。

 何より八村がヘソを曲げたのは、48年ぶりに自力で五輪出場を決めた23年W杯(沖縄)後のホーバスHCの失言が原因だったという。W杯を欠場した八村の五輪招集について聞かれると「彼がやりたいなら彼から声をかけて。やらないんだったらこのメンバーでいいチームをつくりましょう」と話した。これに八村はひどく自尊心を傷つけられ、反発したのだという。

 NBAに詳しいスポーツライターがこう言う。

「NBAではHCといえども選手をリスペクトする姿勢が徹底されている。それはベテラン、ルーキーとも変わらない。世界最高峰のリーグでプレーする八村にとって、ホーバスのリスペクトに欠ける物言いや前近代的な指導方針が我慢ならなかったのでしょう。しかも、NBAでは現役時代に結果を残したり、スカウトやスコアラーとして実績のある人材がHCに就任するケースが大半。ホーバスはNBAに所属したのはホークスで1シーズンだけで、わずか2試合の出場にとどまった。八村が『世界レベルのコーチではない』と断言したのは、ホーバスの指導者としての資質を全く評価できないからに他ならないのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日向坂46「ひなたフェス」中止でもファンは宮崎へ「43億円」を動かした“推し活地方創生”の底力

  2. 2

    令和版『八つ墓村』にはこれまでにない「2つの見どころ」あり Jホラーの名匠と新・金田一耕助が魅せる

  3. 3

    「橋上代行昇格は絶対ない」 巨人来季監督に浮上する松井秀喜氏、高橋由伸氏に次ぐ「第3の男」

  4. 4

    青学大の4年間は「ひたすら駅伝を目指す」だけじゃない 今夏は初の海外合宿に踏み切った

  5. 5

    巨人・阿部前監督が球団復帰へ着々 「辞任4カ月での出戻り」は毒になるか、薬になるか

  1. 6

    佐々木朗希の最悪すぎる“退団劇”…ロッテから優秀スタッフ3人を引き抜き、大顰蹙を買っていた

  2. 7

    元関脇嘉風・中村親方〈1〉なぜ「朝稽古をしない」のか? 角界の常識から“あえて外れる”部屋づくり

  3. 8

    桑田真澄氏の発言が波紋 巨人の内部事情暴露のやけっぱち…来季監督の芽は完全消滅か

  4. 9

    六代目との抗争終結で勝ちどきをあげているのは絆會

  5. 10

    コメ農家廃業ラッシュ&米国産ジャガイモ輸入解禁に生産者猛反発! 農水省にはブーイングの嵐