就任5年目で甲子園初制覇! 仙台育英・須江航監督“元補欠”ゆえの革命的育成方法

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「100年、開かなかった扉が開いたので……。多くの人の顔が浮かびました」

 就任5年目にして甲子園初優勝を果たした仙台育英(宮城)の須江航監督(39)は、こう言って涙を拭った。

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 秀光中監督を経て、部員による飲酒、喫煙問題で引責辞任した佐々木順一朗前監督の後任として2018年1月1日に就任。以降、同年夏、19年夏、20年春(中止)、21年春と、チームを甲子園に導いてきたヤリ手だ。

 今大会には最速145キロ以上の投手を5人も揃えて臨んだように、よほどのスカウティング力の持ち主かに思われるが、「ここまで分厚い選手層を築けたのは、“高校球界の革命”ともいえる須江監督の育成方法の賜物でしょう」とは、高校野球関連の著書が多数あるスポーツライターの元永知宏氏だ。

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