大谷翔平の移籍先最終候補は5球団…そして金満球団(メッツ、Rソックス、レンジャーズ)が消えた理由

公開日: 更新日:

■カネより勝利より

 要するにカネや勝利より何より「思い通りの二刀流」を優先したいということだろう。

 エンゼルスからFAになってその去就が注目される大谷翔平(29)の球団選びの基準だ。

 複数の米メディアによれば、現時点で最終候補に残っているのはドジャースカブス、ブルージェイズ、エンゼルス、ジャイアンツの5球団。メッツ、レンジャーズ、レッドソックスの3球団は撤退したとか。大谷は近日中にも代理人とともに前出の5球団と直接交渉を行う見込み。日本時間5日から米テネシー州ナッシュビルで開催されるウインターミーティングの期間中にも移籍先が決まりそうだという。

 大谷の選択肢から消えたといわれる3球団はいずれも、メジャーでも指折りの金満球団。900億円ともいわれる契約総額に耐えうる“体力”があるメッツの今季年俸総額はメジャー史上最高の約450億円だ。

「ヒリヒリした9月を過ごしたい」という大谷のコメントからチームの強さも重要な選択基準といわれるが、今季ワールドシリーズ覇者のレンジャーズも争奪戦から脱落した。

 すなわち、大谷にとって「カネ」や「勝利」以上に重要なものがあるということだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし