大谷争奪戦いよいよ大詰め! 各球団が最後の大攻勢へ、直接口説くべく監督や主力の同席も

公開日: 更新日:

 総額700億~800億円規模の大型契約が見込まれる大谷翔平(29=エンゼルスからFA)の争奪戦が大詰めを迎えているという。

 大リーグ公式サイトは日本時間30日、FAの目玉である大谷は、ウインターミーティング(12月4~7日=テネシー州ナッシュビル)終了までに合意すると予想した。

 同ミーティングは各球団のGM以下、運営部門の幹部が一堂に集結し、移籍交渉が活発に行われ、会議には大谷の獲得を狙う球団の監督や主力選手が参加する可能性もある。大谷との交渉に同席するためで、現場の監督からはチームのスタイルや具体的な起用法などを説明し、主力選手は直々に勧誘して大谷のハートを射止めるのが狙いだ。

 大谷が2017年オフに日本ハムからポスティング申請した際、移籍先として本命視されたドジャースは日系人のデーブ・ロバーツ監督に加え、サイ・ヤング賞3度のエース左腕クレイトン・カーショーが旅行先から駆け付けてドジャース入りをアピールした。

 今オフは大谷の歓心を買おうと、レンジャーズのエース右腕で、サイ・ヤング賞3度のマックス・シャーザー、ブレーブスの中継ぎ右腕ピアース・ジョンソン(元阪神)らがメディアを通じてラブコールを送っている。

 今季、レ軍を球団史上初の世界一に導いたシャーザーは「カネより勝利」と、ポストシーズン進出の重要性を唱え、勝ちに飢えている大谷の心をくすぐった。水面下では、あの手この手の勧誘合戦が繰り広げられている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘