混沌のセ・リーグは阪神&広島がV争いの軸 両チームのキーマンを飯田哲也氏が占う

公開日: 更新日:

 4日、首位広島と2位阪神による首位攻防戦は広島が3-3の八回に一挙4点を奪って勝利。阪神はこのカードを2勝1敗と勝ち越したが、ヤクルトを破ったDeNAに代わり、広島に3ゲーム差の3位に転落した。

 セ・リーグは現在、首位から最下位まで7ゲーム差の混戦模様。夏場を迎え、昨季1、2位の阪神と広島を軸に、熾烈な首位争いを繰り広げそうだ。

 評論家の飯田哲也氏は「セの優勝争いは最後まで分からないですが……」と前置きした上で、「阪神のキーマンは近本光司(29)です」と、こう続ける。

「高い出塁率を誇り、足もある近本がしっかり機能するかどうか。今後、大山や佐藤輝が調子を上げていったとしても、近本が塁に出なければ、打線のつながりが生まれません。昨季と比べて大きく打撃を崩している様子は見受けられませんから、いずれ調子は上がってくるとは思います。ただ、その時期がいつになるかでしょう」

 阪神はこの日、敗れはしたものの、近本が先頭で三塁打を放った九回に2点を返した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった