「キャプテンの責務」リチャード・フィリップス著、田口俊樹ほか訳

公開日: 更新日:

■海賊の人質になった男

 2009年、ソマリア沖で海賊の人質にされた貨物船船長がその体験をつづったドキュメント。

 3月末、3カ月の休暇を家族と共に過ごした氏は、アラビア半島に飛び、オマーン南岸の港町サラーラから貨物船マースク・アラバマ号に乗り込む。アデン湾の西端にあるジブチに向かう途中、4人の海賊に乗り込まれ停船。乗組員との絶妙なチームワークで彼らのリーダーを逆に人質にした氏は、海賊一味を救命艇に乗せ、追い返すよう仕向ける。しかし、一味を貨物船から引き離すことには成功したが、氏だけが海賊の人質として救命艇に取り残されてしまう……。

 今週末公開の話題の映画の原作。
(早川書房 840円)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本人の「知性低下」を露呈した東京五輪…政治家も官僚も私利私欲に走る

  2. 2

    実は計算づくだった? 石橋貴明と鈴木保奈美の「離婚発表」が7月になったワケ

  3. 3

    菅首相の五輪強行がトドメか?衆院選まさかの「自公過半数割れ」に現実味

  4. 4

    安倍前首相の五輪開会式トンズラ…「逃げた」「無責任の極み」と大ブーイング

  5. 5

    競泳・池江璃花子ついに400mリレー登場も…「五輪出場は運命」発言“炎上”のナゼ

  6. 6

    東京五輪「呪われた開会式」大手メディアが決して書かない“舞台裏”をドキュメント

  7. 7

    小山田圭吾“陰湿いじめの舞台“となった和光学園の「共同教育」とは…担当者に聞いた

  8. 8

    五輪開会式直前に演出の小林賢太郎氏が解任…やはり抜擢は“クリエイターの天皇”人脈だった

  9. 9

    東京五輪にスポンサーから続々NO! TV観戦増でCM効果上昇のはずが放映中止ドミノの可能性

  10. 10

    菅政権のワクチン政策はデタラメ続き 縁故企業へのばらまきを許すな

もっと見る

人気キーワード