中日・根尾昂は今度こそ一軍に定着できるのか?「他球団に入っていれば今頃は…」の声も
バンテリンドームが騒然とした。
6日のDeNA戦で0-3の七回から登板した根尾昂(25)が大阪桐蔭の後輩・松尾に投じた2球目の直球が、自己最速の155キロをマークしたのだ。
この日は先発した涌井が自己最速タイの152キロ、八回から登板した勝野も自己最速の160キロを計測。SNS上では、球場のスピードガンを疑う声もあるにはあったが、後輩相手にギアが入ったのか、アウトローに投げ込んだ快速球はたしかに勢いがあった。
今季は開幕二軍スタートとなったが、ファームでは10試合に登板、9回3分の2で防御率0.00と結果を残し、去る1日に初めて一軍登録された。3日の広島戦で初登板を果たすと、この日まで登板した3試合はすべて無失点に抑えている。
とはいえ、根尾の登板はすべてビハインドの展開で、2試合目、3試合目とも2安打を許すなど、綱渡りの投球になっている。投手力豊富なチームで一軍に定着するためには、もう一押し、二押しが欲しいところだ。
球団OBが言う。