「逃亡者」新堂冬樹著

公開日: 更新日:

■ジッポーを拾ったばっかりに…

 早朝、若手芸人の黒崎は、愛犬の散歩中に憧れの「クロムハーツ」のジッポーを拾い、持ち帰ってしまう。夕方、黒崎が仕事を終えて帰宅すると部屋は、嵐が過ぎ去ったような惨状だった。おまけに黒崎の帰宅を見計らってヤクザ風の3人組まで現れる。間一髪逃げ出し、数時間後に帰宅すると、部屋の中で大家が死んでいた。公安警察を名乗り携帯電話にかけてきた男は、殺人犯にされたくなければ、指定の場所に来るよう黒崎に命じる。一方、ヤクザの方は黒崎のマネジャーの志水を人質にして接触を図ってくる。追い詰められた黒崎は拾ったライターの中に隠されたマイクロチップの存在に気づく。

 ノンストップ長編ノワールサスペンス。

(角川春樹事務所 1600円)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    交際報道めぐり発覚「平祐奈vs橋本環奈」熾烈な争いと因縁

  2. 2

    黒川氏辞任は身内の司法取引 東京高検“ルール”なら3アウト

  3. 3

    同志社女子大・影山貴彦氏 エンタメは不要不急でも不可欠

  4. 4

    安倍首相が承認に前のめり “アベ友薬”アビガンに黄信号

  5. 5

    親から勘当状態…近江アナ“15歳差婚”で生じたわだかまり

  6. 6

    軍国主義に協力した「NHK朝ドラ」モデル 自発的隷従の怖さ

  7. 7

    木村花さん死去の悲劇…視聴者はフィクションへの認識欠如

  8. 8

    守護神辞任で…官邸が次の検察トップに据えたい“ミニ黒川”

  9. 9

    TV界席巻した織田無道さん 余命1年と言われた末期がん告白

  10. 10

    見限られた日本のカジノ構想 世界一の業者が豹変した背景

もっと見る