「人生という作文」下重暁子著

公開日: 更新日:

 日記やブログから、手紙、エッセー、旅行記に至るまで、書くという行為は「自分自身を見つけること」と説く著者による生き方エッセー。

 自身を見つけるとはどういうことか。「あじさい」をテーマにある男性との思い出をつづった自らのエッセーを例に、書く過程で心に巣くうこれまで自覚したことのない嫉妬の感情に気づいたと明かす。一方で、著者が講師を務めるエッセー教室に通っていたある女性は、街の歴史に興味を抱き学術論文を書くまでになったという。

 他にも、つらかった半生を赤裸々に描いた男性など、教室の生徒らとの交流を振り返りながら、孤独や老いなどあらゆる人生の悩みは「書く」ことで癒やされ、乗り越えていくことができることを教える。(PHP研究所 780円+税)




日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大河「青天を衝け」の死角 渋沢栄一の“カネと女”どう描く

  2. 2

    吉沢亮「青天を衝け」と綾瀬はるか「八重の桜」嫌な共通点

  3. 3

    Koki,がシャネルからお払い箱に…静香ママとも意見対立?

  4. 4

    「ききょう企画」を追われた母の反撃…次女に質問状を送付

  5. 5

    身内調査は笑止千万 菅長男“ハレンチ接待”裏側と今後<上>

  6. 6

    香取慎吾テレ東主演で明白…元SMAP3人“塩漬け”はお粗末!

  7. 7

    山田真貴子氏は“ジジ殺し” 内閣広報官の評判と夜の流儀

  8. 8

    和牛に海鮮…山田広報官ら東北新社“37万円ゴチ”お咎めは?

  9. 9

    新婚ホヤホヤ 草彅剛の20億円豪邸はキムタク宅がお手本?

  10. 10

    森七菜に二宮和也もデレデレ…男を“骨抜きトーク”は計算か

もっと見る

人気キーワード