「中学3年分を一気に学べる 社会科の教科書」浜田経雄著

公開日: 更新日:

 在日韓国・朝鮮人に対するヘイトスピーチが社会問題化しているが、これを取り締まれないのは、憲法第21条で〈言論の自由〉が保障されているからだ。一方、彼らを「差別主義者だ」と糾弾することも認められている。ヘイトスピーチに対する規制は全世界的に広がっていて、日本やアメリカは先進国で規制がない国として知られている。(「公民編」)

 他に、征夷大将軍になるには源氏や平家の血筋が必要だったので、庶民出身の豊臣秀吉は近衛家の養子になることでなんとか〈関白〉になることができた(「歴史編」)など、中学校の社会科で習ったことの意味を教えてくれる、社会人のお役立ち本。(宝島社 1000円+税)

【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…