「自己責任社会の歩き方」雨宮処凜著

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 障害者施設の元職員が「障害者は不幸をつくることしかできない」と、19人の障害者を殺害する事件が起きた。実はこの国の多くの人が、「役に立たないと生きてちゃいけない」と思わされていると、著者は指摘する。 東大を卒業して電通に就職した女性でさえ、過労で自殺に追い込まれた。常に120%以上の力で仕事をしなければ「要らない」と言われるのではないかとみんな恐れていて、自分は「守られていない」と感じている。ここに「貧困バッシング」が生まれる下地がある。では、ホームレス支援をしている人が貧困バッシングの罠にはまらないのはどうしてなのか。

 生きるに値する世界をつくる道を探る。(七つ森書館 1500円+税)

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