「小泉進次郎と福田達夫」田﨑史郎著

公開日: 更新日:

 共に首相経験者を父親に持つ自民党のニューリーダー2人による対談集。

 2人とも親から政治家を継ぐように言われたことはないという。小泉氏は大学生のときに手伝った総裁選の街頭演説で、国民の声が政治を動かすことを実感。一方、商社マンだった福田氏は首相秘書官として父親を支える中で、新しい「国民と政治の関係」を自らの選挙区から広げていくことができると確信できた上で立候補を決めたと話す。そんな政治家としての原点から、世襲を批判されて逆風のなか戦った初めての選挙の思い出や、間近で垣間見た首相という役職の重さ、そして2人が力を合わせ取り組んだ全農改革の内幕、さらに農業の未来まで。

 次代を担う覚悟がにじみ出る本音トークにファンならずとも魅せられる。

(文藝春秋 890円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「超ド級国民的アイドル」の熱愛はSnow Manの宮舘涼太!「めめじゃなかった…」ファンの悲喜こもごも

  2. 2

    中道・小川淳也代表“オガジュン構文”の破壊力は期待以上? 代表質問で「暮らしを『支えて』」×5回炸裂

  3. 3

    熊谷真実、熊田曜子…当たり前の常識を知らない芸能人の言動が炎上を誘発

  4. 4

    高市独裁政権に立ちはだかる「新・参院のドン」石井準一幹事長の壁

  5. 5

    【ザ・ベストテン】に沢田研二が出られなかった日は桑田佳祐が出てきた日

  1. 6

    高市首相の大誤算!「私の悲願」と豪語の消費税減税に世論「反対」多数の謎解き

  2. 7

    侍Jリリーフ陣崩壊で揺らぐ屋台骨…現場で高まる「平良海馬を再招集すべき」の声

  3. 8

    国民民主の“お嬢さま候補”が運動員買収容疑で逮捕 自爆招いた強すぎる上昇志向と国政進出への執着心

  4. 9

    中井亜美フィーバーに芸能界オファー殺到…CM億超えも見据える「金のタマゴ」のタレント価値は

  5. 10

    宇多田ヒカルが「蕎麦屋」投稿批判に反論も再炎上 旧ジャニファンの“恨み”とユーザーが見過ごせなかった一言