• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「抗生物質と人間」山本太郎著

 抗生物質によって人の平均寿命は飛躍的に延びた。しかし、近年は抗菌薬耐性細菌が原因での死亡が増え続け、2050年には毎年1000万人になるといわれている。最新の科学的知見をもとに、そんな抗生物質の過剰使用が人類にもたらす影響を解説したテキスト。

 抗生物質の誕生から耐性菌出現までの経緯を紹介。その上で過去半世紀に急増した糖尿病や肥満、食物アレルギー、喘息、花粉症などの疾病の背後に、抗生物質が引き起こした人の体内に共生する細菌叢のかく乱があることを明らかにする。ヒトの常在細菌が行う生命活動「ヒト・マイクロバイオーム」と抗生物質の関係などから、「ポスト抗生物質時代」の人間と細菌の共生を考える警世の書。

(岩波書店 760円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    正反対キャラを演じきる 佐藤健“視聴率40%男”の存在感

  2. 2

    沖縄県知事選で“黒歴史”隠し 佐喜真候補にもう一つの疑惑

  3. 3

    焼肉通いは序章…星野源が狙われる新垣結衣との要塞デート

  4. 4

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  5. 5

    花田家は崩壊寸前…貴乃花親方は協会批判し妻は見舞い拒否

  6. 6

    追悼・樹木希林さん 貫いた“奇妙な夫婦愛”と“ドケチ伝説”

  7. 7

    二宮和也はジャニーズの“条件”拒み…伊藤綾子と来年結婚か

  8. 8

    安倍自民がブチあげ「省庁再々編」は国民ダマしの常套手段

  9. 9

    安倍首相が総裁選で獲得 地方票「55%」の怪しいカラクリ

  10. 10

    吉澤ひとみの逮捕で…「元モー娘。」相次ぐ謝罪の違和感

もっと見る