「商店街の復権」広井良典編

公開日: 更新日:

「商店街の復権」広井良典編

 日本の人口20万人程度以下の地方都市では、その中心部がシャッター通りと化し、30万~50万人規模の都市でも多くで中心部の空洞化が見られる。かつての活気のある「商店街」は過去の遺物になろうとしているかのように見える。

 しかし、今、若い世代が「コミュニティーの拠点」として商店街に関心を向けたり、車での移動が難しくなった高齢世代たちが商店街に戻り始めたりしているという。

 人々が、ゆったりとした時間を過ごせるコミュニティー空間としての「ウォーカブル・シティー=歩いて楽しめる街」を求める動きも各地に広がっている。

 本書は、商店街や中心市街地のもつ新たな意味や価値に注目し、国内外の例を取り上げながら、その再生へのステップを考察する論考集。 (筑摩書房 1320円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    女性を巡る愛憎より友情が勝った永遠のバディー

  2. 2

    萩本欽一〈27〉坂上二郎さんは一番特別な人。あのボケは誰にもできないよ

  3. 3

    かつての「打率4割男」は期待外れで戦力外…西武・林安可は母国・台湾野手の低評価を覆せるか

  4. 4

    佐々木朗希と山本由伸は“抱き合わせ”だったのか…ドジャース入りの裏で「謎の日本人」が暗躍

  5. 5

    48年ぶり映画出演の由美かおるさんが語る 人生が変わった瞬間「11PM」「水戸黄門」エピソード

  1. 6

    佐々木麟太郎に「個別育成プログラム」…マーリンズ入りには低予算球団ならではの“うまみ”あり

  2. 7

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  3. 8

    佐藤二朗vs橋本愛ハラスメント騒動は「文春嫌い」「フジテレビ嫌い」「共産党嫌い」が絡み合うカオスに

  4. 9

    (3)「森保監督は『指揮官に必要な冷徹さ』を確固たる信念として持っています」

  5. 10

    小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁