著者のコラム一覧
柴田よしき作家

東京都生まれ。1995年「RIKO-女神の永遠」で第15回横溝正史賞を受賞しデビュー。著書は本格ミステリー、サスペンス、伝奇小説、ファンタジーなど多彩。「炎都」「猫探偵正太郎」など多数のシリーズ作品の他、時代小説「お勝手のあん」シリーズも手がける。

(20)拾った拾った、って、なんだよ

公開日: 更新日:
イラスト・Minoru

 そう、拾ったのだ。おつねという女を。

 いや、拾おうと決めた時にはまだ、おつねに会ったこともなかった。それでも迷いはなかった。

 子は捨てたり拾われたり、自分の命の行く末を他人に決められてしまう。それは理不尽なことだった。けれどどうしようもないことでもあった。

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【連載】江戸おんな職人余録 第六弾 「福猫屋おきん」

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