著者のコラム一覧
柴田よしき作家

東京都生まれ。1995年「RIKO-女神の永遠」で第15回横溝正史賞を受賞しデビュー。著書は本格ミステリー、サスペンス、伝奇小説、ファンタジーなど多彩。「炎都」「猫探偵正太郎」など多数のシリーズ作品の他、時代小説「お勝手のあん」シリーズも手がける。

公開日: 更新日:
イラスト・Minoru

 女の名は、つね、と言った。

 郷は上州で、二年前に亭主と共に江戸に出て来た。飢饉で米が採れず、郷にいたのでは飢えるばかりだと、故郷を見切ってやって来たのである。亭主は材木問屋に雇われて、筏で丸太を運ぶ仕事に就き、つねは茶屋で働いた。そのうちに子を身ごもったのでつねは茶屋を… 

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【連載】江戸おんな職人余録 第六弾 「福猫屋おきん」

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