東宝にひさびさ一矢 松竹「白ゆき姫殺人事件」ヒットの理由

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 松竹が久しぶりに映画分野で一矢を報いた。製作・配給した「白ゆき姫殺人事件」が、関西テレビなどが製作した東宝配給の「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」をスタートの興行成績で上回ったのである。

 それほど大きな差ではないが、東宝の独壇場が続く映画界で、これは珍しい。「白ゆき姫」は松竹企画の作品。「チーム・バチスタ」は人気テレビの映画化で、本来なら知名度、宣伝面の有利さなどで圧倒的に優位で、ヒットの可能性が大きかったから意外である。

「白ゆき姫」は湊かなえの同名のサスペンス小説の映画化。「告白」の大ヒットから、彼女の小説は映画やドラマで引っ張りだこになったが、その人気ぶりが今回の好調さにつながったとみていい。若者から年配者まで、幅広い客層になっている。

井上真央綾野剛の起用も功奏

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