薬物事件に詳しい弁護士が検証 ASKAの“言い分”の是非

公開日: 更新日:

■実は用意周到?

 刑の重さを決める“反省の有無”。ASKAは覚醒剤の所持について「暴力団の関係者からアンナカと聞いてもらったもので、覚醒剤ではなくアンナカだと思っていた」と否認しながらも「暴力団関係者から」と入手ルートを明らかにしている。これはのちの裁判では有利に働く可能性があるという。

「入手ルートを明らかにするということは“反省している”と評価されるひとつの要素になるのです。薬物事件の被告は『見知らぬ人から買いました』『路上で声をかけられて誘われました』と言う人も多いようです。もちろん、本当に相手の素性を知らない場合もあります。ただ、今回のASKA容疑者のように、買った相手を明かしているのは反省を示すものとして有利になる可能性があります」(西川弁護士)

“反省の意思”が認められれば、初犯ゆえに刑自体は軽いかもしれない。が、常習性の高い末期症状。更生への道は長く、ファンを裏切った罪は重い。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償