薬物事件に詳しい弁護士が検証 ASKAの“言い分”の是非

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「暴力団関係者から手に入れたもので『アンナカ(安息香酸ナトリウムカフェイン)』だと思っていた」

 覚醒剤所持で逮捕されたASKA(56=本名・宮崎重明)が、取り調べに対してこう供述した。自宅から覚醒剤の空袋と吸引具、合成麻薬MDMA90錠、尿検査キットが押収され、尿検査は陽性反応……。ここまで証拠が揃っていながら逮捕当初から「今まで覚醒剤を所持したことはありません」と容疑を否認し続けている。しかし、検査キットで覚醒剤反応が出るかどうかを自分で確かめていたとみられることから、警視庁はASKAが覚醒剤と認識しながら日常的に使用していたとみて調べを進めているという。

 ジワジワと追い詰められる前に罪を認めた方がよさそうなものだが、刑事事件に詳しい「弁護士法人・響」代表の西川研一弁護士はこう言う。

「逮捕されてすぐ認めた場合と裁判になってから認めた場合とでは、大きく結果が変わるとまではいえません。例えば、執行猶予相当の事案が実刑になるといったことまではないと考えられます。薬物所持で逮捕された容疑者は、『知らないうちに体内に入った』『反応は出ているけど、違う薬を飲んだだけ』などと否認する場合もあります。ただ、しばらくしてから認めるパターンも少なくありません。結局、問われるのは反省しているかどうか。そこが量刑を大きく左右するのです」

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