鬼平犯科帳で"賄い方"演じた沼田爆さん 「普段は食に無頓着」

公開日: 更新日:

 番組終了後、「吉右衛門さんの招待で祇園の料亭で打ち上げをした」ことも思い出のひとつだそうだ。

■テレビ初出演は「おかあさんといっしょ」

 さて、沼田さんは劇団四季を経て、25歳の時にテレビの世界に。子ども向け番組からドラマまで幅広い活動をしてきた。

「細かいことはもう忘れましたが、テレビでの最初の仕事はNHKの『おかあさんといっしょ』って番組だったかと。それから民放の子ども番組に出たりしているうちに再びNHKから声がかかり、朝ドラの『いちばん星』、続いて『早筆右三郎』という時代劇に出演。これがボクの時代劇デビューでした。その後は大河ドラマにも何本か出してもらいましたね」

 ワイドショーのリポーターも経験している。

「フジの『小川宏ショー』でした。番組終了前の5年ほどですから、70年代後半から80年代にかけてです。口ひげをたくわえ、事件や事故などの社会ネタを追っかけていました」

 リポーターの後は俳優活動を再開し、鬼平はじめ数多くのドラマに出演。最近も「終の棲家」(NHK-BS)などで活躍している。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い