初の朗読劇も声が震え…中山美穂の寂しき「デビュー30周年」

公開日: 更新日:

 舞台の途中でフリートークの時間も設けられたというのだが、しゃべるのはもっぱら吉田で「照美さんから自分の人生に影響を与えた物語を尋ねられ、『シンデレラ』と答えたのにはいい年してって思いましたね」(観劇した40代女性)。

 子供から老婆の声まで演じ分けてはいたが、童謡「うさぎ」で披露した歌声も含めていずれも力不足。唯一の見せ場は全身白ずくめの衣装で登場し、シースルーの超ミニスカドレスで美脚を披露したぐらいのものだったという。チケットは当日券にも余裕があり、381席収容の劇場には空席が散見されるビミョーな結果となった。

 アイドル評論家で作家の中森明夫氏が言う。

「辻仁成と電撃婚を機にパリへ移住して10年以上。一児を授かった海外セレブから一転、昨夏には協議離婚の成立を控え、おまけに新たな男の存在が明らかとなり、子供の親権まで手放すという、はたから見れば自由奔放過ぎる彼女の一連の行動に共感したり、憧れを抱く層はいないのではないか。これだけ日本の社会がめまぐるしく変化を遂げる中、ミポリンはたったひとり、時代の風潮から取り残されてしまった印象。デビュー当時から大人っぽく聡明でとてつもない輝きを持った女の子で、一時代を築いた能力の持ち主だけに、残念でなりません」

 自業自得か。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  1. 6

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  2. 7

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  3. 8

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  4. 9

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

  5. 10

    反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 2

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  5. 5

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

  1. 6

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  2. 7

    乃木坂46では癒やし系…五百城茉央の魅力は、切れ味と温かさ共存していること

  3. 8

    初日から無傷の6連勝!伯桜鵬の実力を底上げした「宮城野部屋閉鎖」の恩恵

  4. 9

    新潟県十日町市の“限界集落”に移住したドイツ人建築デザイナーが起こした奇跡

  5. 10

    トランプ大統領“暗殺”に動き出すのか…米FBI元長官「呼びかけ」の波紋